今回は大倉山駅より徒歩10分。
ショコラミーツさんが『カカオロジー大倉山ファクトリーカフェ』へと、リニューアルオープンしたとのことで、お邪魔してきました!
場所はこちら!
こちらのカカオロジー大倉山ファクトリーカフェ(以下:カカオロジー大倉山)では、『Bean to Bar(ビーントゥバー)』という製法で作られたチョコレートを楽しむことが出来るそうです!
Bean to Barって何だったっけ…という状態の私ですが、
今回はこだわりの製造方法やお店についてCACAOLOGY代表の佐々部 一宏さんとシェフ・パティシエの宮根聖征さんにお話を伺いました。
『Bean to Bar(ビーントゥバー)』とは?
『Bean to Bar(ビーントゥバー)』とは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを意味します。
こちらで販売しているチョコレートも、カカオ農家とネットワークのあるパートナーと協力して、仕入れから輸入まで全てを行い、世界中のカカオを取り扱っているとのこと!
このネットワークがあるからこそ仕入れられる、貴重なカカオも取り扱っているそうですよ。
また、カカオには一つ一つストーリーがあり、カカオの種類や発酵の過程も各農家さんや国によって全然違うため、それぞれの特徴をどうやって活かすかも大切なポイントだそう。
それぞれのカカオの特徴に合わせて、カカオニブを液体状になるまで練り上げるコンチングや、温度を調整しながらチョコレートの結晶を整えるテンパリングのやり方も変えているんだとか。
そういった点はコーヒーや料理と似ているみたいですね。
『CACAOLOGY』立ち上げのきっかけ
代表の佐々部さんとBean to Barとの出会いは、学生時代に滞在したアメリカとのこと。
まだ日本では馴染みのなかったBean to Barという製法ですが、アメリカでは既にスーパーなどでも一般的に販売されていて、佐々部さんはカルチャーショック受けたそうです。
その後、社会人になってサラリーマンとして働いていましたが、ご実家は横浜で50年続く建設業だったため「いずれは実家の会社に入って、新しいことを立ち上げたい」とずっと思っていたそうです。
時代の変遷と共に、Bean to Barが日本でも少しずつ流行り始め、さらにBean to Barは異業種からの挑戦が多かったこともあり「新しい風を吹かせたい」と立ち上げを決意。
2019年の立ち上げから、宮根さんとは二人三脚でここまでやってきたそうですよ。
新しいカカオスイーツ『カカオクリュ』
コワーキングスペースで「Bean to Barをやろう」と話始めたところからスタートしたCACAOLOGY。
その後、パティシエとしてプリンブランドで20年商品開発責任者をやっていた宮根さんの強みを活かした商品「カカオクリュ」が生まれます。
Bean to Barチョコレートとプリンのハイブリッドスイーツである、革新的なカカオクリュ。
カカオクリュとは「生のカカオ」を意味しています。
その名前には生産者さん達へのリスペクトも込められているんだとか。
ネット販売前提で考えていたこちらの商品ですが、一般的なプリンだと冷凍ができないため、離水防止のために生クリームの比率をあげたりと、試行錯誤の末にやっと生まれたそうです。
店内には他にもカカオクリュを使った様々なスイーツがありました。
どれもとっても美しく、美味しそうです・・・!!
チョコレートの世界が広がるお店づくり
カカオロジー大倉山ファクトリーカフェさんでは、東南アジア・中米・アメリカなど幅広い地域のカカオを扱っていますが、有名どころというより、「面白い」と思ったカカオを仕入れているそうですよ。
一見すると敷居が高いとおもわれがちですが、気軽に入って頂けるようにこのファクトリーカフェを作ったそう。
お客様との対話を大切に、元気に明るくをモットーに接客されているとのことでした。
試食も様々な種類が用意されていて、それぞれの特徴などをスタッフの方に説明して頂けるので、チョコレートに詳しくない私でも楽しく選ぶことが出来ました!
自分へのご褒美や、大切な人への贈り物にピッタリなカカオクリュ。
一度行ってみると、きっと今まで知らなかったチョコレートの世界を広がると思いますよ。