今回、お話しを伺ったのは、オンライン限定で「スペシャリティコーヒー」のみを扱う、妙蓮寺発のコーヒーショップ『HOLO CoffeeRoaster』のオーナー大平 峻洋さん。
「元々、-HOLO- とは「すべて」「完全」の意味ですが、ホログラム (hologram) やホログラフィー(holography) という語源から、何となく -HOLO- という語源に『再現』というイメージを持っていて、、、
いろんな国から豆が届くので、それぞれの産地の特性を活かし、焙煎して、それぞれの国の味を『再現』したいという想いから『HOLO CoffeeRoaster』と名付けました。」
喫茶店で出会った
運命のブラックコーヒー
─── コーヒーショップを始めたきっかけは?
大平「大学の頃に訪れた喫茶店で、それまで苦手だったブラックコーヒーを飲んだ時、その美味しさに衝撃を受けたんです。
そこからコーヒーの美味しさと、喫茶店の魅力にハマってしまって。
その頃は大学生だったので、喫茶店に行って毎日美味しいコーヒー飲みたくても、お金がなくて(笑)
家で自分で焙煎できないか、検索したり試したりして、気づくとコーヒー焙煎にハマっていました。
そして、よく行くコーヒー屋さんのお兄さんと話しているうちに「コーヒー屋になりたい」という気持ちが強くなって、大学卒業後、コーヒー屋になるための修業を始めました。
2016年にコーヒーマイスターの資格を取得したあと、自宅に焙煎機やミルなど必要な器具を揃えて2017年に開業しました。
実は他のコーヒーショップで働いてもいて、店長として働きながら自分のショップも運営しており、お陰様で 『HOLO CoffeeRoaster』 は開業してから3年が経ちました。
毎日コーヒーと向き合い、試行錯誤しながら味やパッケージを改良しています。」
ロゴもトートバックも
全てが妙蓮寺生まれ
─── このネコちゃんのロゴ、かわいいですね!
大平「実家で飼っていた猫をイメージして、知人が描いてくれたことがキッカケで、そこから妙蓮寺で出会った方たちの協力で出来た、お気に入りのロゴです。
よく行く妙蓮寺のBARで出会ったデザイナーさんが、猫のイラストを描いてくださって。
ロゴとして使っている猫ちゃんの他にも、目がコーヒー豆になっているものとか、いくつかパターンがあるんです。
このトートバックは妙蓮寺の刺繍工房雅さんが作ってくださいました。雅さんもそのBARで出会ったのですが「こんな感じどう??」って作ってきてくれて。
妙蓮寺の方たちに支えられて、お気に入りロゴを作ることができました。 ここでで暮らすようになって7年目ですが、妙蓮寺に住んでいて本当によかったです。」
注文受けてから焙煎
24時間以内に発送
─── こだわりを教えてください。
大平「鮮度です! 新鮮なコーヒー豆はとても香り高く、味わい深いんです。
だから、コーヒーを美味しく飲んでいただけるのは焙煎から約1ヶ月くらいだと思っています。
その後は、味も香りも劣化していくので、作り置きはせずに、注文を受けてから焙煎して『24時間以内に発送』することにこだわっています。
でも、焙煎、パッケージング、発送など、全て一人で行っているので、大変な時もあります (笑)
最短で届くようレターパックを使ったり、スピードにこだわっているので、香り高いコーヒーを楽しんでいただけると思っています。」
─── 今後の夢を教えてください。
大平「今、4種類取り扱っていますが、これから種類を増やして行って、ゆくゆくは「横浜の地で自分の店を持つこと」が今の夢です!」
「HOLO CoffeeRoaster」は、妙蓮寺の街で生まれ育っていることがわかり、益々応援したい気持ちになりました。
今後のご活躍が楽しみです。
HOLO CoffeeRoaster
https://holocoffee.thebase.in/