オリンピック大倉山店の跡地のマンション建設用地に
素敵なアートがあるのを発見!!


場所はこちら
一体この絵はなんだ…?
誰が書いたんだ…?
気になったので、調査してきました!
写真は、こちらのアートをご担当されたという、グラフィックデザイナーの柴崎さん
フォトスタジオやイラスト教室を主宰されている『DAIFUKU STUDIO』の大橋さん
大倉山商店街振興組合と地域住民が共同で運営している『大倉山おへそ』共同代表の小松さんに、お話を伺ってきました。

小澤さんと小松さんの二人で共同代表をされている『大倉山おへそ』は
Okurayamaの
Hitoと
Enを
Social で結ぶ、をミッションとして活動をしている団体とのこと。
大倉山の拠点では情報発信コーナーや、地域のハンドメイド作品の販売スペースがあり、
事前に予約すればレンタルスペースやコワーキングスペースとしても利用できるそうです。
そして大倉山のハロウィンイベントも、主催の大倉山商店街振興組合から委託され、企画運営をされたそうです。
活動の幅が広いですね…!


さて、今回のウォールアートですが、もともとは
『クリエイティブの地産地消』を目指し、溝の口で活躍するクリエイターチーム『ノクチ基地』さんに、マンションの代理店さんから
『街の人たちと接点を持ちながら、仮囲いを彩りたい』というお話から始まったそう。
そこでノクチ基地さんの目に、グラフィックデザイナーの柴崎さんの作品が目にとまり、お話がつながったとのこと。
ただ柴崎さんは、このお話を聞き「自分のアート作品を作るのは、なにか違うなぁ」と感じ、
『街の人を巻き込むような企画であれば』、ということで引き受けたそう。
『街の人を巻き込むような企画』については、検討した結果、実際に地域に住んでいる子どもたちの手を借りることに決定!
子どもたちに大倉山におへそ集まってもらい、DAIFUKU STUDIOさんの画材を用いて、アートのベースとなる模様を書いてもらう色遊びを開始。
ハートや星、川など具体的なものを書く子から、渋い感じや筆のタッチを活かされているものを作り出す子もいたり、
1つ1つ額に入れたいくらい様々なクリエイティブ作品がたくさん生み出されたそうですよ。

そして、その素材をデータ化し、柴崎さんが描いた大倉山の街並みの絵にコラージュをしていきます!
エルム通りのギリシャ様式の柱や、梅、レモンロード、東横線、緑など、大倉山の様々な魅力が伝わるような絵になっています。


こうして、大人と子どもの力が合わさり、素敵なアートが生み出されました。
子どもたちの純粋な感性が散りばめられています。
完成後、取材時に子どもたちと再会した際に「自分たちの書いた模様が、こんなに大きく素晴らしいアートになったなんてすごい!」と感激していたそう。
自分の関わった作品がこんなに大きく展示されるなんて、とても貴重な体験ですよね。

また、「せっかくの機会をこれだけで終わらせるのはもったいない!」との想いから、大倉山観梅会では『大倉山はどんなまち?』というテーマで、自分の思う大倉山のイメージのシールを貼ってもらったり、好きなところを書くノートを置くことにしたそう。

実際ノートには、はたくさんの記入があり、大倉山の地域の声をカタチに出来たそう。

マンションの完成は1年以上先なので、このアートはまだまだ公開中!
アートが出来た背景も踏まえて、お散歩がてら見に行ってみてはいかがでしょうか?
素敵な想いの詰まったアート、街の大切な資産ですね!
